第39回コーヒーサロンのご案内

タイのコーヒーをもっとおいしくしたい!

王室プロジェクトをサポートする日本人専門家の取り組み

先日、タイのメーファールアン財団が日経アジア賞を受賞しました。同財団は現国王の母・シーナカリン妃殿下が資金を拠出し、貧困にあえぐ人々の生活向上を支援する目的で設立され、麻薬栽培地域をコーヒーなどの商業作物の森に変えるドイトゥン開発プロジェクトなどを展開しています。

ドイトゥン開発プロジェクトにより、麻薬からコーヒーへの転作が進みました。しかし、それは品質によらず高い価格で買い取るチャリティ精神とタイへのコーヒー輸入に対する高い関税率に支えられています。タイのコーヒー産業はまもなく施行されるASEAN内の関税撤廃によって壊滅的なダメージを受ける可能性があるのです。

メーファールアン財団の要請を受け、二人の日本人専門家が立ち上がりました。コーヒーハンター川島良彰さんは、知識の乏しいコーヒー栽培農家を指導し、品質と生産性の向上に取り組んでいます。石脇智広さんは包装など加工技術の向上に取り組んでいます。

今回のコーヒーサロンでは、お二人にタイでの取り組みを紹介していただきます。

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日時:2014年6月28日(土)14時~16時

場所:東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室
(http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html)

定員:70名(無料。ただしEメールまたは電話で事前申し込みが必要です。)
お申込み先:東京大学 東洋文化研究所 池本研究室

Eメール:coffee.salon.ioc@gmail.com
(電話: 03-5841-5877 なるべくメールでお願いします。)

主催:コーヒーサロン(http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~ikemoto/sub3.htm)