第36回コーヒーサロンのご案内

コーヒーの残留農薬問題から見える日本の課題 (終わりました)

◇講師:石脇 智広 氏(石光商事株式会社 研究開発室長)

2008年にエチオピア産コーヒー生豆から基準値を超えるγ-BHCなどの有機塩素系農薬の検出が続き,日本で最も消費者の人気の高いブランドの1つである「モカ」が市場から消えました。そしてこれを機に、日本の農薬残留基準の厳しさが日本国内外のコーヒー関係者に広く認識されることになりました。この厳しい基準値により私たちの食の安全が守られているのであれば、私たちに改めるべきところはありません。でも、もしそうでなかったら・・・。今回は「正しく」知ることの重要性をコーヒーの残留農薬問題を事例に考えたいと思います

石脇 智広 氏 略歴 ————————————————-

1969年鹿児島生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了、博士(工学)。趣味が高じてプロになった元コーヒーおたく。1999年より関西アライドコーヒーロースターズ株式会社で製造を学び、2001年より現職)。
全日本コーヒー検定委員会コーヒー鑑定士講師。著書に『コーヒー鑑定士検定教本』(共著)、『コーヒー検定教本』(主筆)、『コーヒー「こつ」の科学――コーヒーを正しく知るために』がある。
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◇日時:2014年2月22日(土)午後2時~4時

◇場所:東京大学 本郷キャンパス内 東洋文化研究所 3階 大会議室
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html

◇主催:コーヒーサロン

◇定員:60名(事前申込みが必要です)

◇参加費:無料

◇問合せ・お申込み先:東京大学 東洋文化研究所 池本研究室
電話: 03-5841-5877  E-mail:coffee.salon.ioc@gmail.com